大東建託が、介護事業のさくらケアとうめケアの全株式を取得し、子会社化することを決定した。両社は訪問介護や訪問看護、居宅介護支援などを手がけており、大東建託は既にデイサービスを展開しているため、介護事業の拡大につなげることが狙いとされる。取得価額は非公表で、取得予定日は2018年11月30日となっている。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:大東建託は、不動産事業に加えて介護事業にも進出することで、事業の多角化を図っている。今後、高齢化社会の進展に伴い、介護事業はますます需要が高まることが予想されるため、大東建託の戦略は妥当と言える。ただし、介護事業は人手不足や法改正などの課題も多いため、適切な経営戦略が求められる。